タイトル通りなのですが、7年ぶりにiPadを新調しました。
これまでメインで使っていたのはiPad Pro2018でした。
初めての11インチのデバイスで、側面にくっつくApple Pencilに専用のMagic KeyboardとそれまでのiPadから大きく変化した転換期のものでした。
普段使い的にはまだまだ使っていけますが、様々なところでもう旧世代のものになってしまっていることを感じていました。
今回はiPad ProからiPad miniへの更新となりました。
新調に踏み切った理由
理由は大きく2つです。
旧式になってしまったこと
単純に現状だと2018年のProはエントリーモデルにも単純なスペックで負けてしまっています。
スペックが旧式になるのは7年経ったからではなく、すぐ後に発売したiPad Airの時点でほぼほぼ抜かれている状態になってしまっていました。
決め手となったのはApple intelligenceです。
現状の機能では特別ないと不便というのはないですが、新しい機能についていけなくなったら替え時だと考えています。
生活のスタイルが変わったから
昨年から仕事の内容が大きく変わり外に出ている時間が大幅に増えました。
その結果iPadを使う時間も大きく減っていきました。
車での移動が多くなり、休憩等も車で取るみたいな営業に近い内容となってしまったため、11インチのiPadは重いし取り回しが悪く次第に持ち歩くことすらしなくなってしまいました。
以上の2点から次に買うならminiだと決めていました。
結果としては大成功だと思っています。
ゴールデンウィーク前に買い替えて大体2ヶ月使ってきましたが、想定していたよりもしっかりと使うことができています。
今回購入したもの
まずiPad本体は、2024年発売のiPad mini A17 ProのWi-Fiモデル 256GB、色はブルーにしました。
これまでのApple Pencilは使えなくなってしまったので、Apple Pencil Proも購入しました。
その他にカバーとキーボードを購入しました。
本体について
miniを選んだのは現状はProのオーバースペックよりも取り回しの良さの方が大切だからです。
まぁ単純にProは高すぎるというのもあります。
Proは9.8インチと11インチと2つ続けてセルラーにしていましたが、今回はWi-Fiモデルにしました。
以前までセルラーにしていたのは外で使うこともそれなりにありテザリングが面倒だったからでした。
しかし最近はテザリングもかなり簡単になりました。
いつからかは忘れましたが、Wi-Fiが拾えない時にテザリング可能な同Apple IDのデバイスがあると、バナーでテザリング可能と教えてくれてそのまま接続することができます。
これによってわざわざセルラーで通信費を払うより、通信そのものはiPhoneに任せてしまった方がいいという考えに至りました。
Proにする前はminiを1、2、4と使ってきていてどれもWi-Fiモデルだったので、自分が手にしてきたminiは全部Wi-Fiになっています。
Apple Pencil Proについて
ある意味本体よりもこっちの方が出費として大きい気がしてなりません。
サードパーティ製のものであったり、ProではないApple Pencilという選択肢ももちろん存在していますが、折角買うのであればProにしようと決めました。
Proにした決め手は側面に付けての充電が可能だからです。
充電くらい別に他でもいいだろと思うかもしれませんが、ペンがしっかりと本体に付くというのは結構重要です。
今回miniにするのは取り回し第一にしたからです。
Proでない場合はペンを他で持ち歩くもしくはカバーにホルダーがついているものを使うことになります。
他にするは論外ですし、ホルダー付きカバーはそれだけで大きくなりがちです。
どちらも今回の買い替えのコンセプトからずれてしまいます。
前のApple PencilもPro2018購入時に一緒に購入して7年使ったと考えれば、初期投資に対してそれなりのプレイバリューを示してくれていると思います。
今回も同様だと考えれば初期投資は高くてもそれに見合うと思います。
カバーについて
カバー系はこれまでキーボード一体型でロジクールのものを使用したりする以外はアップルの公式から出ているものを使ってきました。
しかし今回はサードパーティ製のものにしました。
理由は単純にいわゆる風呂蓋ことスマートフォリオに1万円弱出すのは高すぎるからです。
スマートキーボードフォリオやマジックキーボードフォリオはキーボードとしての機能がついているのでそれなりの値段がするのは仕方ないことだと思います。
しかし単純なカバーだけでこの値段は許容できませんでした。
今回選んだカバーはSANDUODDのiPad mini7ケースです。
mini7というのは正確ではないですが、この方が製品名的にわかりやすいというのも頷けます。
公式のフォリオと同じように三つ折りにして立てることもできますし、蓋の面を三角形に折って立てることもできます。
これによって立て置きもできるので重宝しています。
値段的に3分の1くらいなのでもしダメになって買い替えてもコスパ的にもまだ勝っていると思います。
キーボードについて
自分はアップルが公式でiPad用のキーボードを出す前からiPadにキーボードを繋げて使っていたくらいにiPadにはキーボードが必須の人間です。
Proのようにマジックキーボードフォリオみたいにわかりやすい専用のものがあると良かったのですが、 miniにはそんなものは用意されていません。
そこで今回はmokiboのfusion keyboardを使うことにしました。
mini4の時に一緒に使っていたロジクールのkeys to go の後継であるkeys to go2にするか迷いましたが、充電式ではなく電池式になり、しかも電池の接触不良で明示されている36ヶ月も使うことが難しいとなっていたため見送りました。
このキーボードの特徴はキーの表面をなぞることでトラックパッドの役割もこなすことができることです。
折角新しい環境を整えようということで、これまで大手のロジクールくらいしか使ってきませんでしたが、全く新しいものを取り入れてみようと試みた結果見つけたのがこれです。
トラックパッド以外にもBluetoothも3チャンネル分あったりと結構高性能だとは思います。
しかしトラックパッドは2本指のスクロールはいいとして、3本指のジェスチャの対する挙動はかなり怪しいです。
結果的に目玉のトラックパッドはビックリドッキリメカ感が強いです。
キーをなぞるとカーソル移動になっていて、キーを押さずにタップするとそれがクリック扱いになるため、クリックの誤爆が結構あります。
トラックパッドを切ることもできますが、本当に自分がやりたい制限はトラックパッドとしての機能は生かしつつクリックはスペースキー中央の赤いボタンのみ有効という状態です。
残念ながらそのような機能は見当たらないため、どうしても誤爆してほしくない時はトラックパッドを切っています。
2ヶ月使って
意図的にそうしているというのもありますが、格段にiPadを使う時間が増えました。
これまでもデイリーノートは各アプリに作っていて日記の様なものを気が向いたらつける様にしていました。
でもそれ自体もかなり頻度が落ちていっていました。
そこで機材自体新しくなったので新しいことを始めることにしました。
ものすごく簡単でgood notesに新しいノートを1冊作って手書き用の日記にしました。
テンプレートにブランクのカレンダーもありますし、白紙のページとのリンク貼ってなんちゃってデジタルプランナーを作成しました。
デイリーのページは白紙なので何を書いてもいいですし、いくらでもページを追加できるので日付だけ入れた自由帳になっています。
だからなんだよって感じですが、意外とこれが楽しくなっていて、フォーマットがないので決まったことを書かなくていいし、折角買ったApple Pencil Proも使おうっていう気になります。
実際に車の中とかで書いているのでminiの取り回しの良さも実感しています。
手書きの日記はgood notesでやっていて、それとは別に前から継続的にやっている活字での記録は引き続きcraftのデイリーノートでやっています。
以前からテンプレートを作ってデイリーのタスクなんかを管理していました。
記録として何かを書くこと自体減っていて本当にただのToDoリストになってしまっていましたが、手書き側とは異なる内容で書いていい感じに棲み分けすることができています。
機材が変わり車内でも色々できるようになったことで、確実に生産性は上がっています。
ここでいう生産性は仕事内容でも創作活動でもなく単純にQOLの話です。
そもそも記録とかを残すのが好きなタイプですが、それと同じくらいに面倒くさがりでもあります。
一度習慣付けばずっとやっていく反面、その習慣が途切れると何もしなくなってしまいます。
日々の記録はつけたいと思いつつも帰ってきてから書くのは他のことをしたいのでできないという状態が続いていたところに、昼間の隙間時間に記録をつけることができるようになりました。
コメント