【大逆転裁判】疾走する密室の冒險【第3話】

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これまでのあらすじ

親友の亜双義に頼まれて大英帝国行きの船に密航していた成歩堂龍ノ介。

クローゼットでいつものように寝て起きたら、またしても手錠がかかっていました。

心配していた通り殺されてしまった亜双義。

自らの無実を証明するために事件を捜査しました。

小説で有名なシャーロックホームズが登場して。

新しいギミックの「推理」が追加されました。

弁護士の亜双義がいなくなってしまった事で、留学そのものがなくなりそうになりますが、日本の弁護士資格は大英帝国では意味がないとホームズがいいます。

そこで龍ノ介は亜双義の意志を継いで、自分が弁護士として大英帝国に向かうことを決意しました。

第3話 疾走する密室の冒險

長い船旅を終えて大英帝国に到着した一行。

まずは首席判事に会いに行きます。

名目としては「留学生の亜双義が死んでしまったことを報告する使者」として会いにきました。

そしてこの人が大英帝国の司法のトップ「ハート・ヴォルテックス」です。

見るからのラスボス臭がしますね。

亜双義のことを伝えると既に伝わっているようで、わざわざそれを伝える使者として来たことを「東洋人は義理堅い」と言います。

しかし、留学生の件は「弁護士と法務助手1人ずつ」いないと成立しないのでなかったことにするしかないと言われてしまいます。

ここで、船の中で決意して来たことを伝えます。

ヴォルテックス首席判事はテストを設けると言います。

それはこの後すぐに開廷される裁判の弁護をするというものでした。

理由は言いませんでしたが、引き受ける弁護士がおらず、弁護人がいない状態では「最悪の結果(英国では絞首刑)」しか結果がないと言われます。

考える余裕もなくもし引き受けることになります。

探偵パートはなくいきなり法廷パートです。

いきなり引き受けた関係上事件の情報はゼロの状態からスタートです。

英国の裁判長がこちらです。

日本の裁判長は現代の裁判長に似てませんでしたが、こちらは結構似ています。

髪の毛があるように見えますがカツラです。

こちらが今回の依頼人「コゼニー・メグンダル」です。

英国の名士で、曰く無実を主張しています。

ただ金持ちという時点で怪しいです。

これまでの逆転裁判シリーズでは、依頼人は基本的に無実の罪を着せられているものでしたが、今回はいきなり雲行きが怪しいです。

そしてこちらが大英帝国が誇る無敗の検事「バロック・バンジークス」です。

理由は不明ですが、しばらく検事としての職を休業していたらしく、今回の法廷でカムバックしてきたようです。

無敗の検事で、その異名は「死神」、そして死神の法廷において被告人は「いけにえ」と呼ばれています。

現代編の御剣検事以外の検事はイロモノだらけの例に漏れず、この人も普通はあり得ないものを法廷に持ち込んでいます。

バンジークス検事はワインを持ち込んでいて事あるごとに飲みます。

ワインまで出てきて「死神」というよりも「ドラキュラ」の方があっているのではないかと思います。

新しいギミック

大英帝国の法廷は日本の法廷とは違うシステムを採用しています。

それは「陪審員制度」です。

最終的は判決は裁判長が出しますが、民意の代表である陪審員の意見がかなり尊重されます。

陪審員が全て有罪もしくは無罪に投票すると、そこで審理が終わってしまいます。

全員が有罪に投票すると、弁護人は「最終弁論」をすることができます。

最終弁論は弁護人が主張するのではなく、陪審員に「何故有罪に投票したのか」の理由を聞いて、陪審員同士の主張の矛盾を指摘していきます。

そうすると、陪審員はまだ明かされていない事実が存在するので審理を続けるために無罪に票を入れ直します。

これによって事なきを得ました。


紆余曲折あり、証拠が捏造されていることに気がつく龍ノ介ですが、それを立証する事が難しく、審理を続ける事ができなくなります。

怪しすぎるメグンダル氏も、自分の無罪が盤石なものになるとこの高笑いです。

陪審員や傍聴人などの法廷中は審理続行を望んでいましたが、「現在の法律」ではそれができず判決を言い渡されます。

初めての依頼で見事無罪を勝ち取ったことになりますが、どうにも腑に落ちないところがあります。

メグンダル氏は弁護士のお陰で無罪になったと言いますが、龍ノ介はメグンダル氏のシワザで無罪になったと皮肉を言います。

どちらにしろ、この法廷は終わったのでもうどうする事もできなくなってしまいました。

この後に現場検証に立ち会うと言ってメグンダル氏は去っていきました。

このエンディングパートでいきなり新キャラ登場です。

何者なのかは明かされませんでしたが、次の話に出てきそうです。

このようなモノローグで話が終わりだと思ったら、ムービーが挿入されました。

先程、現場検証を行うと言っていた馬車が燃えています。

さりげなくここにも新キャラらしき人物が出ています。

感想

第3話は法廷パートのみでした。

大英帝国式の法廷は、陪審員がいることでこれまでにあった法廷とは違ったものになっていたので、新鮮味があって楽しかったです。

これまでの逆転裁判シリーズではむじつの依頼人を弁護するものが多かったですが、まさか弁護士として初めての仕事が真相不明のまま迷宮入りになってしまうとは思いませんでした。

無罪こそ勝ち取りましたが、明らかに何かあるモヤモヤする終わり方になってしまいました。

この終わり方が、大英帝国という自称世界最高の司法の矛盾と理不尽さを表しているのだと感じました。

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