2023/12/22にMOVIE ROCKさんより発売となった謎解きキットをプレイしました。
今回もありがたいことにMOVIE ROCKさんよりレビューのご依頼をいただきキットを提供してもらいました。
BEGINNING 宇宙からの来訪者
通信が途絶えた掘削基地で
待ち受ける衝撃の真実とは…
XXXX年
相次ぐ戦争によって故郷の星を追われた人類は
火星を永住地とすべく開発を開始した。
巨大宇宙船『ノア』を生活拠点としながら
ジョジョ部活動領域を広げていくも、
想像以上に過酷なその環境は以上する上で
大きな障壁となっていた。
そんなある日、
火星の地表に建設した掘削基地から
謎の救難信号が送られてくる。
果たして一体、
そこで”何が”起こったのだろうか…
いつも通りディストピア系です。
ホラーはそんなに得意ではないですが、いつものように1人でちょっと寒い部屋の中でやっていきます。
キット
今回は箱に入ったものになっていました。
サイズはハガキの一回り大きいサイズです。
箱のサイズはラストプロフェシーと同じサイズでした。
厚みは今回の方があるので中身が多いことが箱からも分かります。
裏面は説明が書かれています。
箱から取り出すと大量のカードが入っています。
それぞれのカードは文字通りハガキサイズです。
1番上のカードはゲームページに接続するためのQRコードの載っているもので、それ以外は中央にナンバーが書かれているカードでした。
1番上のものと1番下のものはプラ封筒に入っています。
カードは都合21枚ありました。
本楽の特徴
いつも通りブラウザで物語が進行していく謎解きです。
このタイプのものは覚えがあると思ったら2020年のPRISONERと同じタイプの進行です。
カードは箱から取り出しら順番を入れ替えずにそのまま山札として使うことになります。
謎の難易度
難しさはちょうどいいものだと感じました。
いつものようにプレイ環境はソロでノーヒントで進めていきます。
プレイ時間は上記のように2時間23分でした。
ラップが入っていますがこれは普通に停止を押しそびれただけなので特別な意味はないです。
パッケージ横に書かれているプレイ時間が約120分となっているので、1人で進めた割には悪くないタイムだったと思います。
ヒントの方もクリア後に再度最初から辿って確認しました。
書き方もかなり丁寧で1つの問題に対して段階的に提示されていたりしたので、解けずに投げてしまうくらいならヒントを見た方がいいと思います。
しっかりとつまづきそうなポイントで区切ってあったので、自分のように謎の縛りプレイをしていない限りは見て進んだ方が楽しいかもしれません。
演出
今回はブラウザもキットもバランスよく使っていく感じになっていました。
ブラウザ
ゲームの進行自体はPRISONERに近いものですが露骨にDRAWと書かれてはおらず、調べられる場所によって「No⚫︎のカードを引いてください」のようになっていて特定のカードを引くことでその場で得られた情報を確認できます。
地味に進化していると思ったのはマップごとに移動できるところが増えています。
マップの複雑化と言っていいのか分かりませんがより探検している感じがしました。
キット
ブラウザのところにも書いたように得られた情報がそのままカードに書かれています。
そのため裏面は共通のナンバーが書かれたものですが、表面はブラウザで見えていたアイテムや貼り紙などを拡大して詳細を見たような状態になっています。
これによろ文字通りその場で手に入れたもののように感じることができます。
ブラウザで見えているグラフィックがそのまま手元に来ているようになるのはいい演出だと思います。
プレイスタイル
いつものようにiPadのgood notesにノートを作ってのプレイです。
実はNo1のプラ封筒の中にメモ用紙も入っているので筆記用具さえあれば遊べます。
以前までは適当なノートでやっていましたが、今回しっかりと表紙を作ってノートの体裁を整えることにしました。
題名とキットの写真を入れて、ノート作成日、プレイ日、記事作成日を表紙とすることで後で確認しやすくしました。
これまでにプレイしてきた謎解きに関しても同様に体裁を整えるようにしていきます。
販売店
ホームページ上で実店舗では5店、オンライン販売としてAmazonとBASE内のMOVIE ROCKのオンラインショップが書かれています。
お値段1500円です。
毎回同じことを言っていますが、この値段でこの体験ならお買い得だと思います。
まとめ
およそ1年ぶりの謎解きとなりましたが、割と冷静に物事を見られていると自分でも驚きました。
怪しいと思っていたものがそのまま後で役に立ったり、謎解きにに関係ないストーリー面でメタ的な考えを巡らせてそれが当たらずとも遠からずだったりと、久しぶりに頭を使ったと満足できました。
ラストプロフェシーでも「ノア」が登場していたので、実はMOVIE ROCKさんのディストピア系の物語は全部同じ世界で起こっている話なのではないかと考えたりしています。
世間的にちょうど年末年始の連休がそろそろ来る頃だと思うので、親戚の集まりで暇でゲームばかりしている子供にお年玉の代わりにあげてみるのもいいと思います。
最後になりますがMOVIE ROCKさん今年も楽しい謎をありがとうございました。
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