毎年のようにやっているポケモンとのコラボ。
これまでのものは全て周遊でしたが、今年は遂にホール型になりました。
個人的には周遊よりもテーブルを囲んでやる方が好きなので、ポケモンという作品も好きな部類なのでこれは待っていた公演です。
ミュウツーの城からの脱出
ある日、あなたの元へ招待状が届いた。
あなたを前途有望な
トレーナーと見込んで、
パーティーにご招待します。誘われるまま、城にたどり着いたあなたを待ち受けていたのは、
最強を自負する伝説のポケモン、ミュウツー。
「この城から脱出したければ、お前の強さを証明してみせよ」
はたして、ミュウツーの本心とは…?
キミはすべての謎を解き明かし、ミュウツーの城から脱出することができるのだろうか。
結果
まずは結果です。
今回のミュウツーの城からの脱出……
脱出成功です!!
今回はかなり綺麗にクリアすることができました。
TMCの地下ヒミツキチラボで開催される公演では初めての成功です。
ルネから始まり、ゴジラ、ぼくマジ、リアルハンター試験と4公演全て失敗してきました。
TMCがオープンしてから1年半強経過した今回成功できたことは非常に嬉しいです。
本来6人での参加となりますが、今回は平日の早めの時間ということもあり4人での挑戦となりました。
4人と言われた時点で少しやばいと思いましたが、慣れた方々だったのでスムーズに進むことができました。
例によってTMCなので全体の脱出率は不明ですが、参加回は8チーム程度の参加数で4チームが成功となりました。
成功の内1チームはファミリーコースでの参加でした。
謎の難易度
この公演はコラボ相手がポケモンということもあり、チケットを購入する時点で謎の難易度を選択することが可能です。
(これまでのポケモンコラボでも子供でも楽しめる難易度の設定がありました。)
コースはいつも通りのリアル脱出ゲームのスタンダードコースと、小学生でも楽しく進めることのできファミリーコースが用意されています。
もちろん自分はスタンダードコースでの参加となります。
謎の難易度としては最近の新作にしては抑えめになっています。
(最近のものが難しい方に偏りすぎているような気がしなくもないです。)
じゃあ簡単なのかと言われるとそういうわけではなく、発想のあるなしによって非常に難しく感じてしまうものもあります。
難易度とは別にこれは新しいと思わされるものがいくつかあったので、これまでに見たことのない仕掛けを見られるというだけでも面白いです。
ちなみにこの公演は最後の解説時に、スタンダードとファミリー両方のコースを同時に解説するという手法がとられていて、ファミリーコースがどのような問題になっていたのかもわかりました。
確認をすると、渡されるキットや謎が別のものになっていましたが、解答は同じものになるように作られていました。
自分の参加したスタンダードコースだけでもすごいと思うものがいくつもあったのに、別の方法で同じ解答になるように問題を調整しているというのはさらにすごいです。
演出
今回もオープニングとエンディングはフルボイスです。
映像は現在公開されている映画からの流用ですが、セリフは新しく収録しているようです。
また、最近は映像と司会者側との掛け合いのレベルも上がっていて、今回のものに関してはファミリーコースの子供がいると更に盛り上がるものとなっていました。
また、参加者はトレーナーなので自分のポケモンを1体選ぶことになります。
ミュウツーの逆襲については子供の頃に観に行ったのでその時は、誰が声をやっているとか考えもしませんでしたが、ミュウツーの声が市村正親さんだったは驚きました。
この公演で20年ぶりくらいのミュウツーの声を聞きましたが、確かにこれは子供の頃に聞いたちょっと怖いミュウツーの声だと思い出しました。
あと細かいところではチェックポイントごとの演出も良かったです。
どのチームからも「おぉ!」という声が聞こえていました。
グッズ関連
最近金欠気味なので購入したものはステッカーのみです。
しかし、今回もキッチリとグッズ付きチケットを選択していたのでそれをここで紹介しておきます。
謎付きミュウツーボール柄ボックス
通常のチケットに3,000円上乗せすることで入場時に渡されます。
内容物としては、封筒と缶です。
中身を確認したところによると、封筒内にはストーリーの書かれた紙と謎に使う四角の用紙が、缶の中には謎に使う円形の用紙が入っていました。
勝手な妄想になりますが、このストーリーでこちらに話しかけてきているのはフジ老人ではないかと推測します。
まとめ
ファミリーコースが用意されていることから、それなりに難易度の抑えられた公演ではないかと予想はしていましたが、予想が当たりました。
とは言っても謎解き初心者では難しいと思われる問題もいくつかあったので、総合的なバランスはちょうどいいものでした。
最近のどんどん難しくなっていく新作公演に対して、これはいいアンチテーゼになるのではないでしょうか。
東京の7/3を皮切りに全国で開催されているので、最近の難しすぎる問題にちょっと疲れてしまっている人ほど参加して欲しいです。
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