iPad ProのMagic Keyboardファーストインプレッション

デバイス

発売のタイミングでは購入を先送りにしたiPad ProのMagic Keyboard。

発売から遅れること1ヶ月結局購入することにしました。

注文から3週間経過した6/4にMagic Keyboardが届きました。

今回はそのMagic Keyboard使用1日目の感想を書いていきます。

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ビジュアル

まずは何番煎じかわからない見た目のレビューから

化粧箱

これまでのsmart keyboardなどと同じ薄めの化粧箱に入っています。

蓋を開けると本体がお目見えです。

一瞬最初からゴミがついているのかと思ってしまいましたが、このMagic Keyboardは背面にアップルのロゴが入っています。

このことからもMacBookを意識したデザインであることがわかります。

内容物は本体と簡単な説明書でした。

本体

早速iPad Proに装着してみました。

ちなみに本体はiPad Pro2018年モデルなので、カメラ部分は余剰があります。

気になる人もいるかもしれませんが、自分はこれくらいは気にするほどではないと思っています。

開いたらこんな感じ。
(画面に思いっきり自分が映り込んでいたので、画面は適当にはめ込みました)

他の人が既に出しているレビューを見ると結構大きく感じていましたが、自分で実際に目の前にすると大きさの差異はそこまで気になりませんでした。

手前にトラックパッドが着いたので、画面位置がその分だけ奥に行きました。

材質

外側の素材はこれまでのAppleが出してきたiPad用のカバーのような合皮です。

触ってみた感じではsmart keyboardと同じです。

内側のトラックパッドの横の余剰スペースは外側よりもサラサラしたような合皮になっている感じです。

おそらく入力時に手が触れる部分になっていることを考えて外側とは違う材質になっているのだと思います。

iPad本体をくっつける蓋部分はsmart keyboard folioと同じようにベルベット仕様になっています。

サイズ

これまで使っていたsmart keyboard folioとの比較をすると、閉じた状態での大きさはヒンジ部分の分だけMagic Keyboardの方が大きいです。

キーボードの部分のサイズはほぼ同じで、一部のキーのサイズが調整されています。

キーボードとして開いた時の奥行きもヒンジの分だけマジックキーボードのほうが長くなっています。

また、厚みに関してもキーボード部分が厚くなっているので、その分だけ閉じた時の厚みが増えています。

画面位置はトラックパッド分だけ奥になり、画面が浮いている分だけ高さが増えています。

実際に使ってみて

まだそこまで長い時間を使っているわけではないですが、初日で感じたことを書いていきます。

良かった所

打鍵感は非常に良いです。

別にsmart keyboardの独特の打鍵感も嫌いではないですが、やはりこのキーを打ち込んでいるという感覚の方が好きです。

キーの方式が変わっているので、打鍵感以外に打鍵音も異なっています。

smart keyboardはパタパタと言った感じなのに対して、Magic Keyboardは通常のキーボードよろしくカチャカチャといった感じです。

次にトラックパッドですが、想像していたよりも使いやすいです。

キーボードから画面へ指を動かさなくていいというのも良いことですが、それ以上に細かい部分へのカーソルの移動が非常にやりやすくなりました。

2本指3本指のジェスチャーも使いやすく、むしろこの2本指3本指のジェスチャー操作を使わないのであればトラックパッドは必要ないかもしれません。

変更した設定

キーボードは特に設定は変更していませんが、使うにあたってトラックパッドの設定は少し変更しました。

まず1つ目は、軌跡の速さを2段階上げました。

実際にトラックパッドを動かしてみると、デフォルトの速度では遅く感じたので調整をしながら自分のイメージに合うようにしました。

2つ目は、タップでクリックです。

デフォルトではこれがオフになっているので、クリック操作をするためにはトラックパッドを押し込む必要があります。

しかし、ノートPCなどのトラックパッドはタップでクリックになっているので、押し込まずにクリック判定になってくれた方が使いやすいです。

ちょっと残念なところ

これは購入前から分かっていたことがほとんどです。

あくまでもキーボード状態がメイン

iPadというタブレットをより便利にしてくれているのいですが、反面タブレットをPCに半分進化させるためのものという側面が大きいです。

これまでのsmart keyboardは180°開くことができるので、キーボード部分を裏に回して仕舞えばタブレットとして使うことができていました。

しかし、Magic Keyboardのヒンジ部分は90°までしか開くことができないので、タブレットとして使う場合はキーボードから外すしか選択肢が無くなってしまいました。

2年くらいはこのキーボードを使おうと考えているので、そのくらいの未来にはタブレットとしての取り回しを損なわないようなものが出ているのを期待します。

反応するジェスチャーがアプリによって異なる

これは各サードパーティのメーカー毎の対応なのでどうしようもないですが、アプリによって2本指でのスワイプができたりできなかったりします。

また、2本指ではなくクリックした状態でのスライド(ドラッグ)によってページ送りなったりするので、この辺が統一されてくると非常に使いやすくなってくると思います。

最後に

使い始めて初日の感想としては、全体としては良いデバイスだと感じました。

酷評をしている人も多いですが、それはおそらくメインのPCとしてiPad Proよりも高性能なMacを使っていたり、iPad Proを半分液タブとして使っているからではないかと推測します。

前者としては、Macには遠く及ばないのでMacもどきにするくらいならこれまでの状態で十分だという人。

後者は、手書きの部分に重きを置いているので、手書きしづらいキーボード構造は受け入れられないということなのかもしれません。

このMagic Keyboardの登場は、iPadも人それぞれの使い方があるので、自分の使い方に合ったアクセサリの選択が重要になってくるというのを顕著にしたように感じました。

余談

Face IDが登場した時にも感じましたが、有名なYouTuberが「自分が使いづらいからダメ」みたいな動画を出してしまってそれが拡散されてしまうことがちょっと残念です。

上に書いたように人によって使い方が違うはずなのに、「これは使えない」みたいな見出しで煽って視聴者がみんな「あの人が言うのならその通りだろう」となってしまっているように見えます。

商品によっては本当に使いづらいものも存在しますが、あくまでも“自分にとっては”という個人的な意見であること発信者も視聴者も認識することで、正しい情報が流れていくことを願います。

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